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若妻奴隷#5 期待

若妻奴隷 坂井幸絵#5
若妻帰宅


『期待』
家に着き、幸絵は自転車をアパートの脇に停めました。
そしてそのまま自転車に乗ったまま、
そっと壁に耳を澄ましました。
部屋の中からTVの音が漏れ聞こえてきています。

「あぁ・・・、お帰りになってる・・・。」

幸絵の顔に喜びと安堵の表情が浮かびました、
けれど、それは直ぐに少し唇を尖らせた困惑顔に変わりました。

『まだ、怒ってらっしゃるかな・・・?・・・どうしたら・・・?』

それだけを朝からの一大テーマで考え続けてきましたが
結局答えを出すことが出来ず、
ただ、お帰りになっていたら家に入る前から
家畜奴隷の姿になって入ること、それだけを決めて帰ってきたのです。
幸絵は自転車に乗ったまま周りに目を凝らし、
誰もいないのを入念に確認しました。

『・・・大丈夫・・・いない・・・ね。』

逢魔が時迫る景色は幸絵の瞳に鮮やかな夕陽の輝きを映します。
柔らかなその美しさに不安な心も少し落ち着きを取り戻しました。

「うん、何とかなるよ、ゆきちゃん・・・。」

小声で自分で自分を励まし、
心に決めた変態マゾの姿になることに気を移しました。
逸る心を落ち着かせる為にすーっと一度深く深呼吸をし、
自転車から静かに下りました。

幸絵の股間が当たっていたサドルは驚くほどの愛液に濡れているのですが、
周りの様子を伺うことに夢中の幸絵はそれに気付きません。
自転車が倒れないようにロックを掛け、
かごに入っていた買い物袋を取り出し玄関脇におき、
また自転車置き場まで戻りました。

自転車の前側に立ち、
靴を脱ぎ去り、
靴下を脱いで、
それらを自転車の空いたかごに入れました。

そしてスーパーから支給された半そでシャツを脱ぎ去ると、
乳首の部分がピアス共にガムテープに抑えられた胸が露になります。
半そでシャツを両手で胸の前で囲うように持ちながら、
また辺りを見回します。

家の陰に隠れている為、
限られた方向からしか見られないとは思いますが、
用心に越したことはありません。

「・・・・うん・・。」

軽く頷いた後、シャツをかごに入れ、
左の乳首に貼ったテープに手を掛けます。
ぺりぺり・・・。

「あぁぁ・・・。」

粘着テープが敏感な乳首をがピアスごと引っ張り、
思わず幸絵は声を漏らしてしまいました。
抑え付けられていた乳首はこのときとばかりに
弾みかえった勃起をみせます。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・。」

呼吸が乱れ、心臓が高鳴ります。
幸絵は思わず、
右手の中指の腹で乳首をそっと下から撫でてみました。

「ああぁ・・」

思わぬ快感に吐息を漏らし、
敏感な乳首は痛いほどに更に硬く伸びました。

『ああ・・・気持ちいい・・・ああ』

そのまま乳首を弄びたい感情に囚われましたが、

『だめ・・・、だめだめ・・・・』

幸絵加虐生殺自在主様が家の中でお待ちになっているのを思い返し、
何とか自分を制しました。

「ええと・・・。」

淫らな想いを何とか抑え、
両方の乳首のテープを剥がし終えると今度は身の回りを
きょろきょろと見回し始めました。
剥がしたテープを貼る場所を探しているのです。

「ここでいいかな・・・?
 明日も使わなくちゃもったいないもん・・・。」

いつもは家の中で剥がし、
ガムテープの表面にまた貼っておくのですが、
今日は臨時の対応として買ってきたスーパーの袋に貼り付けました。

続いて幸絵は手を後ろに廻し、
スカートのファスナーを静かに下げていきます。

ファスナーを降ろし終えると、
また周りの様子を伺いながらポチッと言う音と共に
スカートのホックを外しました。

「はあぁ・・・・。」

吐息と共に幸絵スカートをするっと下ろすと、
丸く白いお尻が現れました。
初夏の夕暮れの風が剥き出しのお尻を撫でていきます。

「あぁ・・・。」

幸絵はそれだけでいってしまいそうになる程、
興奮しています。
幸絵はシャツと同じ様にスカートを自転車のかごにそのまま入れました。
服を持って入ることは”家畜奴隷の姿で入る”とした姿勢を
崩すものになるため、幸絵自身が許せませんでした。

素っ裸となった幸絵は恐る恐る家の陰になる自転車置き場から
夕陽が照らす玄関先に歩き始めました。
幸絵の白い肌が夕焼け色に反射します。

幸絵は玄関先に立つと足元に置かれた買い物袋を左手に持ち、
もう一度後ろを振り向きながら、
右手を髪の毛に持って行きました。
そしてヘアバンドと共にヘアウィッグを
ゆっくりとずらしました。

髪の毛一本ない、
変態と言われても仕方の無い夕陽に照らされる
禿げた頭と額の刺青が現れました。

夕焼け染まる景色の中、
幸絵の無毛の頭と身体の無残な刺青、
各所に穿かれた金色のピアス、
それは恐らく、万人が万人とも、見れば悲惨な肉体、
不幸な女と思うことでしょう。

けれど、幸絵の顔にそれはなく、
家の中に待ち受けているであろう確かな幸せに、
その期待を膨らませて美しく輝いているのでした。

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