2019/08/12 そう・・・変れないのは・・・ ”間島さん・・・ 私のことまだ・・・?” 凍てつく風に 晒され悴んだ唇に あの日の・・・ 優しくて暖かだった衝撃が 鮮やかに蘇りますああ・・・ 東京に・・・”東京に帰りたい・・・。”軋むほどに 抱きしめられた 背中の痛みが 焦がれるほどに懐かしく寄る辺ない 私をもう一度・・・ もう一度その腕できつく きつく繋ぎ止めて・・・此処へきて まだ僅かな日々 それなのに・・・間島さんの想いを 拒んだことを 酷く悔やんでいるのです”ああ・・・ 私はなんて・・・”拒まれた間島さんの 気持ちも考えもしないで 今はまた 自分の寂しさを 紛らわせるために 無いものねだりに恋しがる”よし兄ちゃんに一生 連れ添うことを誓ったはずなのに・・・”人を傷つけて今また揺らぐ 自らの愚かしさに 嫌悪すら覚えました それに比べ・・・ ”お義母様・・・”事件の被害者の 遺族の方々への贖罪を 一身に背負われたお義母様けれども お義母様とよし兄ちゃんから幸福を 経営が行き詰っていた父が奪ってしまったのは 私にそれを与えたいがためでした
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