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拷問虜囚ナディア『おぞましい羞恥』『望まぬ願い』

『おぞましい羞恥』『望まぬ願い』

樫の固い原木で作られた手枷を
ナディアはその華奢な白い肩で支えていた。

”ああ、入らなきゃ・・入らなきゃ・・・。”

冷たい鉄格子の部屋にへの入室は
決して望んだわけではない。

けれどもそれを拒んだなら、
更に過酷な環境が待ち受けているだけである。

望まぬ入室をナディアは
敢えて生きる為に選んだのである。

しかし、
重い手枷は少しでも傾けば
その白く細いうなじを圧し折るように
伸し掛かってくる。

ガチャン、ガチャガチャ・・・

その重さに耐えながら
狭い鉄格子のドアに入ろうと
バランスを取りながら
哀しい努力を繰り返していた。

「入りたくねぇならっ、いいんだぞっ!」

ゲオルグの冷たい言い草は
すぐにエリアナたちの境遇をナディアに思い浮かばせた。

「い、今・・・今、入ります。」

ガチャ・・ガチャン

膝を屈して腰を折り、
手枷を傾かせないように檻に沿わせてずらし
入室を試みるナディア。

ガチャ・・・

「あ・・ああっ・・入れたっ!」

右手を固定した側の手枷の縁が
鉄格子のドアに滑り込んだ。

その時だった。

ズニュッ!

ozomashi

「あひっ・・・!」

ナディアのその亜麻色の髪の毛と
同じ繊毛で覆われた秘部を掴まれた感触に仰け反った。

ガチャンッ!

手枷が鉄格子を叩き
大きく響いた。

「は・・離してくださいっ!
 いやぁぁっ!」

自分の他には夫のジャンにしか触れさせた事のない
秘密の場所を愛するジャン以上に
荒々しく掴む初対面の男の手に
16歳の幼な妻はうろたえた。

「いやっ!触らないでぇぇっ!
 いやっ!いやぁぁっ!」

直ぐにでも
その優しさの片鱗もない手を振りほどきたい
ナディアであったが、
不安定な姿勢で重い手枷を支えていては
バランスを崩して
前のめりにコンクリートの床に倒れ込んでしまうのは
目に見えていた。

「あぁっ・・・いやっいやっ!」

ズニュルッ!

ゲオルグの太い中指と薬指の二本が
ナディアの小陰唇を乱暴に押しのけ膣に挿し込まれた。

「ひぅっ!いっいやあぁあぁっ!」

つい先日まで庭師を生業としていた男の
堅くひび割れた指の表面は
柔らかな内壁を削るように奥へ奥へと侵入し
尻穴とその周りを覆う括約筋を
手の平との間でその握力を持って掴みあげた。

「ひぃぃっ!い・・いやっいやっ」

掴まれただけな為に痛みこそ感じないが
身体の内側から
女性の一番恥かしい場所を
掴みあげられた羞恥と違和感に
ナディアは悶えた。

「いっいやっあぁぁぁ、離して離してぇぇっ!」

「うるせぇっ!
 支えてやってんだろっ!
 何か?このまま突き飛ばされてぇのかぁっ?」

「あぁぁっ・・・そんな・・。」

「”そんな・・”じゃあねぇっ!
 よし、離してやるよっ」

グィッ

「ひっ・・!」

ゲオルグはナディアの膣の内壁を掴みながら
尻を前に押し出した。

「や・・止めてくださいっ!押さないで・・・!」

今押し出されれば
手枷で固定された両手で身体を支えることは出来ず
せり出した腹が真っ先に落ちてしまう。

”あ・・赤ちゃんがっ・・赤ちゃんが・・・”

芽生え始めていた母性本能が
哀れな幼い母親を苦しめた。

「おらっ!いいのかっ!離してっ!?」

「いえっ、あの、は・・離さないで下さいっ。」

「何処をだよっ!?何処に突っ込んだ指をだっ!?あんっ!?」

nozomanu

「ああっ・・ナ・・ナディアのお・・おま○こに
 突っ込んで下さってる指です。
 お・・おま○こを掴んでてくださいっ・・・あぁぁ!」

ナディアは泣き叫ぶように哀願した。

「わかった、しょうがねぇなぁっ・・ぐふふ・・・」

ゲオルグは笑みを浮かべて
おずおずと歩く
少女の秘部を掴みながら
その歩調をあわせたのだった。

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どっちが好きかというと
やっぱ絵を仕上げるのです。
でも文章も書きようによっては興奮するなぁ。
ふぃがろ

Badさん
うん、時々がんばる!!

Butteflyさん
ストーリー考え中。。。。
もちっと待ってね。

しょぼんさん
ナディアも一応人妻ですので
イロッポカッタリするのです。

拷問虜囚ナディア『残された選択肢』

『残された選択肢』

鉄格子の中か
息をしていることすらも苦しみとなる
エリアナ達が置かれた立場。

暖かい我が家への帰宅の道を閉ざされ、
ナディアに残される選択肢がその二つしかない場合、
彼女が選ぶ道はひとつしかない。

「おら、ついてこいっ!
 今晩から早速、拷問部屋かっ!
 はんっ!お前が望むなら仕方がねぇなぁっ!?」

ゲオルグは怒りの表情を表し、
今、二人が来た廊下に戻ろうとするしぐさを見せた。

「あぁっ!う、嘘です!
 入ります、入らせてくださいっ・・・お願いします。
 このお部屋に入れてくださいっ!」

ナディアは哀れなほどの狼狽を
身体中で顕し
鉄格子のドアをくぐろうとした。

ガチャン・・ガチャガチャ・・・sentakushi

「ああっ・・枷があぁ・・あああぁ。」

ナディアに架せられた木製の大きな手枷が
狭い鉄格子の入り口にぶつかり
ナディアの入室を拒むように音を立てた。

「おらっ、入りたくないなら・・・。」

慌てるナディアの様子を
歪んだ笑みを浮かべ、更に彼女を追い込む。

「そ・・そんな、すぐにすぐに入りますからっ・・・。」

ガチャンッ・・ガチャ、ガチャンッ!

慌てれば慌てるほどに入ることができない・・・。

判ってはいるのだが
目の当たりにしてきた拷問が我が身に迫る恐怖を
まだ幼すぎる彼女に抑えることは
出来得るはずもないことである。

「ああぁ・・、
 い・・今、入ります・・・。
 入りますので・・・。」

鉄格子の部屋に入るのに
媚を売るように哀願するナディアの声を
憐れむものは何処にもいない。

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書いてる私は
憐れんでたりして、ほんと。
ふぃがろ

Badさん
いつもありがとねー。
「ばるす!」
ムスカどんが石っころと
一緒に落ちていくさまが哀れだったね。

しょぼん
また書いてしまいました。

拷問虜囚ナディア『聞き遂げられない願い』

『聞き遂げられない願い』


「・・・あ・・あの・・・
 あのゲ・・ゲオルグ様・・・。」

「何だ・・・?」

ナディアはか細い声で鉄格子戸を開け
待っているゲオルグに話しかけた。

「ね・・ほ、
 ほんとに何も知らないんです・・・。
 か・・帰して・・・家に帰してください。
 私、私も・・・
 私のジャンも・・・うぅぅ・・・。」

この小さな町しか知らない
田舎育ちの娘は
知らぬうちに戦争の柵に巻き込まれていた。

彼女にとって
この国の王政が崩れ去ってしまったことも
他所で戦っている国同士のことなども
遠い遠い出来事だった筈だった。

山の麓の小さな家で
幼い頃から兄妹の様に育ち
いつしか愛を育んだ愛する夫との明日が
待っているはずだったのだ。

けれど、
今、こうして自分自身は全裸に剥かれ
夫の行方は判らない。

「わ・・私も、
 私も夫も・・
 学校も・・学校も・・
 そんなちゃんと出てないから
 賢くないです・・・。
 
 だ・・だけど、
 だけど、
 決して・・・
 悪いことはしてません・・・。」

ナディアは涙を浮かべて訴えた。

しかしその訴えを聞く相手は
その涙の光など
その辺りの水溜りの照り返しほどにも
心に響くものではなかった。

「知らない人も
 たっ・・訪ねてきてないですっ・・本当です。
 ああぁっ、
 ほ・・本当に、本当に・・・うあぁぁっ!」

「パルチザンの連中は
 みんな、そんなことを言いやがるっ!
 善良な市民の振りしやがって・・・。」

「ふ・・ふり・・
 ふりなんかじゃないっ・・・ 
 ほ・・本当に・・・
 ぱ・・ぱるちざんっって
 な・・なんですかっ・・・?
 帰して・・・帰してくださいぃぃっ」

鉄格子の中に入れられたら
もうそこから永久に出られないような
感覚をナディアは憶えていた。

「うるせいなっ!
 ここに入りたくないんだったら、
 エリアナや小娘(皇女)どもと
 いっしょのようにしてやろうかぁっ!」

kikitogerarenai

「んぐぅぅぅっ・・・
 あぁぁ・・な・・なんで・・・
 なんで・・・あぁぁ・・・。」

聞き遂げられることのない願いと
やるせない理不尽に
ナディアの身も心も軋むように嘆いていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
近況
3個”ちょこ”もろた。

Badさま
確かジャンだったような気がする。
ちがったっけ?わすれちった。

しょぼんぼさま
エリアナさんのこと、
憶えていてくれてありがとね。
いつかきっと描くね。

相互リンクのお知らせ
「牝犬奴隷ちび」さんのサイトです。
http://12243881.blog31.fc2.com/

とてもけなげで可愛らしく素敵です。
これからも宜しくね。

ふぃがろ

拷問虜囚ナディア『地下の天国』

『地下の天国』

哀れな二人の皇女のくぐもった喘ぎ声は
廊下を歩くナディアの耳にまだ届いていた。

高貴な家柄に育った彼女達が
何故、ここまで酷い目に逢わされるのか
きっと、理解せぬままに
全裸にされ棘付きのゲージに押し込まれたのだ。

理不尽な扱いにナディアは
後ろ髪を惹かれる思いであったが
ゲオルグに腕をつかまれ
皇女たちのもとを後にした。

「ひ・・姫様が知ったら・・
 ああ・・きっと・・・。」

何も知らずに
無残な姿で犠牲になっている
エリアナ妃をナディアは思い浮かべすすり泣いた。

その呟きに先を歩く
ゲオルグが反応した。

「あん・・・?
 エリアナが知ったらどうなるか・・・?
 きっとおかしくなっちまうだろうなっ!?
 あはは・・。」

皇太子妃の彼女の名前を
この元庭師が呼び捨てにしている自体が
ナディアには赦せなかった。

けれども、
今は彼が絶対的な君主として
彼女達、そして自分の運命を握っているのは
事実だった。

ナディアは咽喉元まで出掛かっている
ゲオルグの非道への非難を押し殺したのだった。

「着いたぞ・・・入れ。」

ギィィイ・・・

扉が開かれた奥に鉄格子が見えた。

”・・・ろ・・牢屋・・・?”

ナディアは
エリアナや皇女達の置かれた状況を
思い起こし躊躇したのだった。

「おらっ、入れっ!」

バシッ・・・・!

「あうっ・・・!」

入室を拒んでいるナディアの白い尻を
ゲオルグは平手で叩き
無理やりの入室を促した。

つんのめるように部屋に入った
ナディアは鉄格子の部屋をみた。

「ほらっ・・ここがお前の部屋だ。」

窓のない
鉄格子が組み込まれた部屋は
裸電球だけが照明だった。

tikatenngoku

「あいつらに比べれば天国だろ?」

ゲオルグ指し示す
鉄格子の中には寂びた鉄製の台の上に
黄色く変色しカビが生えかかっているマットが敷かれていた。

16才の幼な妻、
来月には愛する夫ジャンの子を
小さくとも暖かな我が家で抱くはずであったナディア。

その夢が急速に消えかけていくことを
必死に打ち消しているのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ナディア描くの
1年11ヶ月ぶり。

AKMさん
馬鹿だから
長い名前覚えられないです(笑)

ふぃがろ

拷問虜囚ナディア#15 『双子の皇女』

血の絵がありますので
苦手な人は見ないで下さいね。。。
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『双子の皇女』

ひたひたと歩く
裸足のナディアの足の裏には
石で出来た地下の廊下の冷たさが伝わってきています。

けれどもその冷たさよりも
尚、冷酷な扱いを
敬愛するエリアナ妃は受けていました。

そして今再び、
ナディアの行く手には彼女を
慄き震わせるものが待ち受けていたのです。

「ううう・・・。」

歩みを進めるにつれ、
微かな呻き声とすすり泣く声が聞こえてきます。

「・・・・?」

ナディアは目を凝らして
喘ぎ声の正体を見極めようとしたのです。

やがてそれが
天井から二つ吊るされた円筒形の鉄の檻の中から
響いて来るのが判りました。

呻き声の正体は
そのそれぞれの檻に
閉じ込めらた全裸の二人の少女から
発せられていたものでした。

「・・・・あぁっ!」

間近に迫り、
その様子を目の当たりにした
ナディアは
二つのことに驚きました。

ひとつは
その鉄の檻の非道な造作でした。

少女一人がやっと立って入ることが出来る檻、
その内側には無数の鉄の棘が立っているのです。

無残にも少女達はその棘で出来たであろう
痛々しい刺し傷を
身体中のあちこちに残していました。

ふたつめの驚きは
その二人の少女の正体、
プラチナに輝く見事な美しい髪と
愛くるしい瞳は見紛うことなく
エリアナ妃の娘である
双子の皇女だったことです。

裸にされた双子の皇女は
緘口具を噛まされ
声を発することが出来ません。

「・・・ひ、酷い・・・何で・・・
  姫様(エリアナ妃)に皇子様や皇女様達に
   な・・・何もしないって・・・!」

「ああ・・・何もしてないさ・・・。
  この中に立たせてるだけさ・・・。」

ゲオルグは悪びれもせずに話し続けます。

「それにこいつらは俺の担当じゃないしな・・・。」

ゲオルグは片方の檻を手で軽く小突きました。

コツン・・・!

グラン・・・ガシャ・・・ガシャガシャ・・・

吊られた檻は天井からの鎖を支点にして
左右に揺れます。
もう片方の檻に当たり
腕を背中に固定された二人の皇女は
檻の中でバランスを崩します。

プスッ・・プスッ・・・プスス・・・!

「んんんくぅ!」「んぎぃぃっ」

緘口具を噛まされた二人の皇女から悲鳴が漏れます。
残酷な鉄の棘が二人の身体に新たな傷を作ります。

「ぎゃははっ!
  尻に刺さったみたいだなっ!」

ゲオルグがその様子を見て大笑いしました。

「ゲ・・・ゲオルグッ・・・様、
  な・・・なぜ・・・何で皇女様たちがこんな目に・・・?!」

ギギ・・・プスッ・・・プスプスプス・・・

「フグググッゥゥ・・・」

そうしている間にも
皇女達はバランスを取り戻そうとしているのですが
如何せん檻自体の揺れも有り
中々元に戻せません。
その拍子にまた鉄の棘が彼女達の身体に無数の傷を作るのでした。

プスプスプスプス・・・・・

「んんぃぃぃいっぃぃ!」

「んんん・・・うぅぅっ!」

ナディアもその二人の無残な様子を見て
悲鳴を上げました。

「だ・・出して・・・
  出してあげて下さいぃぃっ・・・!
   うあぁぁ・・・!」

ナディアは狂った様に泣き叫びました。
先程見たエリアナ妃の犠牲は何の為なのか、
ましてや自分よりも年下の少女たちの無残な姿に
居た堪れなかったのです。

「・・・やかましいな・・・。
 出せれないんだよっ・・・!上の命令でな・・・。」

「・・・上・・・?」

「ああ・・・、同盟国・・・っていうより、
 チクドニアを支配しているあの国のお偉い博士に
  双子に興味を持っておられる方がいてな・・・。」

ゲオルグはようやくバランスを取り戻した
皇女達の入った檻に近づきながら
語り続けました。

「双子の少女の耐久力調査実験がなんだとよ・・・。」

「じ・・実験って・・・、これが・・・?」

「ああ・・・
  どちらが先に限界になって倒れるか・・・?
 この檻だったら体力の限界まで
   立ち続けるしかないだろ・・・?」

「ひ・・・酷いっ!
 ・・・・やめさせてっ!」


残酷放置
hutago



「ふん・・言っただろ・・・
 俺の権限じゃどうしようもできないんだよ・・・。」

「そ・・・そんな・・・、
  ・・じ・・・実験って・・いつまで・・・?」

「そうさな・・・今日で2日目
 あと3日間ってとこだったかな・・?」

「い・・五日も・・・!」

「食事は十分に与えるが、
  睡眠は立ったまま居眠りするしかないからな・・・
   あはは・・・どうなるかな・・・?」

皇女たちの傷痕を見ながら嗤うゲオルグの顔が
ナディアには悪魔のように見えました。

「まあ・・・安心しろ、
  この実験はこの二人にしかできない・・・。
    お前に代われとは言わない・・・・ふふふ。」

哀れな皇女たちを見つめるナディアに
ゲオルグは語り続けました。

「まあ・・・お前のお腹にいる子が
 双子だったらどうなるかはわからんがな・・・。」

恐るべき言葉にナディアは二人の皇女を
震えながら見つめるしかなかったのでした。

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<あとがき>
最近期末だから
本業が忙しいふぃがろ。

眠いのね。。。
ごめんなさい。。。



プロフィール

ふぃがろ

Author:ふぃがろ
ふぃがろです。
よろしくお願いします。

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