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変態エースの自虐尻叩き

”始業時間までの我慢”
チャイムが鳴るまでもう10分もないはずだ
それまでは
圭子と由美の仕打ちに耐えるしかない

中庭で素っ裸になり
尻の大きさと昨夜の尻穴への自虐に嘲笑を受け
その恥辱に
美玖は歯を食いしばっていた

投稿時間から間もない
慌ただしい朝のこと
裏庭を眺めている
教師も生徒もいないことを祈るしかない

「・お尻の穴で
 オナニーするような人には
  罰が必要よね?ね、圭子・・・。」

由美が薄笑いを浮かべて
圭子に返事を促した

「そうね・・・
 私だったら口が裂けても言えないわ・・・
 これがあの香坂美玖ですって・・・笑っちゃう・・・!
  私たちを騙してた罰が必要ね!」

圭子も
微妙に震える
美玖の後頭部に罰の必要を
吐き捨てるように応えた

「も・・・もう許してください・・・。」

悔しさとこの場を
誰かに発見される恐怖に
美玖は震えていた

「もう堪忍してください・・・ごめんなさい・・・。」

コートの中で凄まじい気を吐く
超高校生級のエース
香坂美玖の片鱗は微塵もなく
消え入るような声で許しを請う

「ダメよッ・・・
 まずは罰として自分で
  お尻をぶってお仕置きなさい!」

「ふふふっ・・・思いっきりね・・・
 いつものスパイク並みに・・・ね、圭子?」

「当たり前じゃない・・・
 いつも私たちに容赦なく叩きつける
  あの威力でね。」

情け容赦のない言葉に
全く取り付く縞もないことを美玖は悟る

「早くしなさいよっ!」

中庭での恥辱

パアアァァンッ!

由美の怒声と
繰り出した平手打ちが中庭に響き渡る

「ひっ・・・ああっ・・・もう叩かないで・・・・!」

校舎内にも
自分たちの声が届かないか
美玖は気が気ではない

「じゃあっ、早くなさいよっ!」

由美に声のトーンを
下げる気配は全くなく、むしろトーンは
上げて美玖に追い打ちをかける

「わ・・わかりましたっ、
 叩きます・・・叩かさせてくださいっ!」

「何を・・・叩くの?」

白々しく圭子が
嘆くように訴える美玖を
いたぶる様に更に追い打ちをかける

「・・み・・美玖の・・・
 美玖のお・・美玖の大きなお尻を叩かせてくださいっ・・・
  お願いします!」

声を押し殺しながらも
美玖は彼女らに聞こえるように伝えた

「聞こえないわ・・・」

圭子が青い空を見上げて
うそぶく

”・・・そんな・・・ 
 いい加減にしてよっ・・・もう!”

心で叫びつつも
もちろんそれを言葉にすることはできない

”ああっ・・もうっ!”

声が校舎内に届いてしまうかもしれない、
その恐れを抱きつつも
美玖は叫んだ

「み・・美玖・・・香坂美玖の
 おっ大きなお尻を思い切り叩かせてくださいっ!」

泣きたくなるのを必死に堪えて
尻を突き出す

「しょうがないわね、
 日本の変態エースのお願いを聞いてあげましょうか、由美?」

「そうね、
 ちゃんと謝罪しながら叩いてね!」

「ほらっ、もっとお尻を突き出してっ!」

圭子が長身の
美玖の背中を乱暴に押した。

”な・・・なんで私・・・
 こんなことを・・・”

学校で裸になって尻を叩く
余りにも非日常的なことに
自らの行為が信じられなかった

「ほらぁ・・早くっ!
 いいの、もう転送しちゃうよっ!」

いらついた圭子が
スマホ携帯を取り出した。

「ひっ・・・お許しください。」

彼女の携帯に収められた画像や動画を
世間に知られたなら
美玖は高校生にして
これからの人生を失うことになる

「い・・今から、美玖の巨尻を叩きますっ!
 圭子様、由美様、どうぞご覧下さいませっ!」

今から美玖の巨尻を叩きますっ!

両手を広げ尻を突き出した。

パアアアアンンンンッ!

世界の強豪にも知られた超高校生級のスパイク
それを繰り出す平手打ちが
美玖自らの手で晒された尻に叩きつけられた

「あはははは・・・・
 凄い音・・・おしりが大きいから・・・
 『ほらっ・・もっと連続でっ!』」

「「もっと、腕の振りを早くっ!!』
 あはははっ」

圭子と由美が部活中の
美玖の声音を真似していることが分かった。

いつもならば、
そんなことをしたならば
ひと睨みで彼女たちは震え上がる。

「は・・・はいっ!
 わかりましたぁぁっ!」

パアアアアンッ・・!
スパアアアンッ・・!
パアアアンッ・・・!

「『もっとスナップ効かせてぇっ!』」

「『何度、言ったらわかるのっ!』
 あはははウケる・・・あはっあははははは・・・」

圭子と由美は面白くて仕方がないとばかりに
笑い転げながら美玖の声音を真似し続ける。

今日恐怖に震え上がっているのは
美玖の方である

「はいっ、すみませんっ!」

スナップ効かせて、叩くっ!!

”ああ・・早く・・・
 チャイム・・・なんでなってくれないの・・・”

カシャ・・・
カシャ・・・

「えっ・・・!」

スマホのシャッター音に
思わず美玖は振り向いた

圭子が美玖の痴態を
再び撮影し始めたのだ。

巨尻撮影

「と・・撮らないで・・・
 撮らないでくださいっ!」

もうこれ以上、恥辱的な画像をこの世に残されたくない・・・・
美玖は悲痛な声を上げた

「やだっ!命令する気ぃ?」

圭子の瞳が妖しく光る

「い・・いえっ!」

美玖はその圭子の瞳と
スマホに慄きながら詫びを入れた

「申し訳ありません、
 ど・・どうぞご自由にお撮り下さいませ、圭子様!」

目の前の校舎の壁を仰ぎ見ながら
美玖は憎しみを込めて尻を叩き続けた

”も・・・もともとは私が・・・
 私がいけないのよっ、美玖!”

自分の性癖が
今日の不幸を呼んでいる

パッシィィィン!
パアァァァナンッ!
   ・
   ・
   ・

何度、叩いかもわからない・・・
唯、美玖の尻はみるみる真っ赤に
腫れ上がっていった

始業時刻までの
時間がこんなにも長く感じられたことは
美玖は感じたことはなかった

”も・・もうだめ・・・”

恥辱と自責の念で美玖の精神は
崩壊しつつあった
美玖が泣き崩れそうになった瞬間

ピンポロンパランパラポロ~ン♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

始業時間の予鈴が鳴った

「もう、こんな時間か・・・」
圭子がスマホの時刻表示をみて呟いた

「つまんないの・・・
 せっかく面白くなってきたのにっ・・・!」

パアアアアンッ!

「ひぃっ!」

由美が美玖の腫れ上がった尻に
不意打ちの平手をお見舞いする

既に叩いていなくとも
痺れるような痛みが響いている

その状態に不意打ちを喰らい
美玖は仰け反った

「おい・・・」

圭子が美玖の肩を掴み
顔を寄せてきた
 
「美玖ちゃん・・・
 今日の部活、サボらないでね・・・。」

「当然よね・・・
 大会も近いもの・・・・!
  サボるはずないわよねっ!」

由美が再び
叩いたばかりの平手を美玖に見せつける

”ああ・・・
行きたくない
 行きたくないよ・・・!”

部活動でまた仕打ちを受けたなら
今度こそ自分は・・・

「来るわよねぇっ!
  変態性癖と身体の秘密を
    ばらされたくなかったら・・・」

圭子がスマホを見せて凄む

性癖で脅される美玖

「はいっ・・・もっ・・
 もちろん、休みませんっ・・・」

「本当ね!?」

「はいっ!喜んで伺いますっ!」

彼女の人生は
圭子の手の中に文字通り握られていた

美玖の返事を聞き果たすと
圭子と由美は授業が始まっちゃうとばかりに
慌てて教室に戻っていった

美玖も慌てて
制服を着て教室に戻ったのだが、
始業に遅れてしまったのは言うまでもない

特待生の美玖が
教師に叱られることはないが
気まずい面持ちで席に着いた

授業も上の空
いつしか恐れていた放課後が訪れた

”ああ・・・どうしよう・・・
 行きたくない・・・行きたくないよ・・・
 でも・・・でも・・・
 あのことをばらされたら・・・”

重い足取り

美玖は重い足取りで
校舎裏の体育館に向かうのだった

彼女の胸に去来する
淡い期待は

圭子と由美の他にも後輩達がおり
他の部活の生徒たちもいる
まさか彼らのいる前で
今朝のような恥辱は与えまい
恐らくは部活が終わったあとに・・・

そう予測したのだが、
美玖の予測は
物の見事に外れたのだった

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
それはまた今度。
  
ふぃがろ






屈辱の登校ストリップ1 「赤い尻穴」 

「うふふ・・・はい、
 そこまでで止めてて・・・美玖っ。」

「は・・はいぃっ・・・。」

羞恥の尻

美玖にとってはもう
今年入りたての新入生に呼び捨てにされる屈辱は
然して気に掛かるものではなくなっている。

今はとにかく、
朝の校庭でストリップをしているという
考えもつかない事態を収束させること、
美玖にとっては
それこそが最重要課題である。

「も・・もう、
 これで勘弁してくだひゃいっ・・・!」

「きゃははは・・・
 くだひゃいだって、あのキャプテンが・・・。
 あはははは・・・。」

「じっとしてなさいって
 いったでしょっ!!
 馬鹿美玖っ!」

勘弁してくだひゃい・・


パアアンッ!

「いひぃっ・・・
 すっ・・すみませんっ!」

むき出しの尻を叩かれ、
思いがけなく大きく響いたその弾かれた音が
廊下を行き交う校舎の人々に
気づかれるのではないかと
美玖は気が気ではない。

「ど・・どうか
 許して・・・許してください・・・。」

小声で哀願する美玖を
無視するように残酷な新入部員たちは
その大きな尻の一点を見つめた。

「ほらっ・・・圭子、
 やっぱり、これこれ・・・。」

「あはっ・・
 ほんとっ・・・真っ赤になってるーっ!」

”え・・・なに・・・
 何のこと・・・
 あっ・・・”

美玖は二人の視線が
どこに集中しているのかがわかった。

「あはっ・・
 すぼめたぁぁっ・・・!
 あはははっ」

「何でこんな
 真っ赤なのぉ?
 美玖ぅっのお尻の穴っ!!」

 腫れた尻穴

”やっぱりっ・・・
 うううぅっ・・・
 酷いっ・・・”

美玖の尻の穴が赤くはれ上がっている理由、
それは聞いている
当の二人がわかっているはずだった。

なぜならば、
彼女たちに脅されてからの行為で
美玖の菊穴はそうならざるを得なかった。

「ほらっ・・・
 言ってみなさいよっ、美玖っ!」

「そ・・・それは・・・。」

あまりの屈辱に美玖は口ごもる。

「ほらっ・・・
 早く言いなさいよぉっ!!」

ぱあぁぁっっん!!!

「ひぃぃっ!」

朝の透き通った空気の中、
美玖の尻を叩かれた音が校舎に響いた。

「は・・・はいっ!
 そ・・それは昨日・・
 昨日・・・。」

「昨日ぉっ・・・?」

口ごもる美玖に見えるように
圭子が三度、尻を叩こうと手を振り上げたのが見えた。

「い・・ひぃっ・・・
 た・・叩かないで・・・。
 い・・言う・・言うから・・・・。」

美玖は悔しさに唇をかみしめて
その言葉を吐いた。

「お・・・お尻の穴で・・・
 お尻の穴で・・・。」

「お尻の穴で??」

圭子が手を振り上げたまま美玖に凄む。

もう、やめてぇぇ

「ひっ・・・
 おっ・・・オナニー・・・
 お尻の穴で
 オナニーしたからです・・・っ。」

「きゃははははははははは・・・っ」

”ひいぃっ・・・
 や・・止めて・・止めてえぇっ・・・!”

校舎に鳴り響く
新入部員の笑い声に美玖は
自らの意識が遠のくを唇を噛みしめて
懸命にこらえるのだった。

---------------------------------------------

久しぶりの美玖ちゃんでした。

国民的バレーボールスターは

更に屈辱的な仕打ちを受けるのでした。

ふぃがろ



『羞恥の尻』

『羞恥の尻』


成人女性のそれよりも大きな尻を覆った
汗に濡れた下着を
尻の半分もずらすと
風が晒した部分の汗を乾かす

蒸発していく汗は
美玖に否が応でも
むき出しの尻を晒していることを感じさせた

学校の校庭で尻を晒すという
普段信じられない行為に
美玖の指は震え
下着を下ろすことを躊躇わせた

”何で・・・なんで私、
 学校でお尻を見せてるの・・・?”

大人張りの体格をしているとはいえ、
晩生(おくて)の美玖は
男性経験はない

女性の特徴を帯び始めてからは
極力女性にも肌を晒すことを憚った
それは少女に
ほんの少しだけ違った身体的な違いが有ったからである

そのことに気付いてからは
入浴さえも
必ず一人
目立たぬように隠していた

昨夜の痴態は
悪夢ではなかったのではないかと
美玖はわが行為を疑った

しかし、
今こうして授業が始まる前の朝の陽光に
尻を照らされていることが
現実であることを思い知らせていた

「はやくしなさいよっ!愚図っ!」

戸惑う、
美玖を由美が嗜める

”早く・・早く、
 終わらせないと・・・。”

「は・・はいっ・・
 もうしわけありません!」

絶対的な弱みを握られている以上、
今はこの二人の嗜虐心を
どうにか満足させて
この場を収めるしかない

美玖は震える指に力を込めて
汗に濡れた下着を押し下げた

『羞恥の尻』

「あはは・・・でたでた。」

「でっかいお尻・・・
 何メートルあるの・・・?」

「うふっ!
 私達の3倍はあるんじゃない・・・?」

大げさな二人の言い様に
17歳の少女は羞恥を覚えた

”美玖・・
 我慢・・!
 我慢よっ!!”

美玖は自分に言い聞かせ、
再び下着を上げて尻を隠したい衝動を
辛うじて抑えた

「うぅ・・・。」

軽い呻き声を漏らし
更に下着を下ろそうとした時だった

「いいわ、そこで止めて!!」

圭子が突然、
美玖の脱衣の指を停めた

「え・・・?」

”ゆ・・赦してくれるの?”

もう朝のホームルームが始まるまで
10分も無いであろう
美玖は期待に胸を膨らませたのだった

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

あとがき

でも、
それは淡い期待だったのでした

ふぃが

『嘆きのヴィーナス』

『嘆きのヴィーナス』


由美がおもむろにポケットから
スマートフォンを取り出した。

その態度には
美玖が力ずくでそれを奪い取っても平気だと
言わんばかりの姿勢である。

「ほら・・いいの?
 ほら、ほらっ・・・。」

これ見よがしに見せ付ける。

美玖の意識は
ともすれば気を失いそうになるほどの
怒りを覚えていた。

それを奪い取りコンクリートの地面に
叩きつけたかった。

でも、
それをしたなら、その報いとして、
知らぬ誰かがWEB配信をするのは
火を見るよりも明らかである。

「ああ・・、
 ほんと・・・ほんとうに・・・
 お願・・。」

「ああっ、じれったい!!
 5・・・・
 4・・・・。」

必死に食い下がる
美玖の哀願の言葉を遮るようにして
圭子がカウントダウンを始めた。

「あ・・あぁっ
 ま・・待ってっ・・
 待ってくださいっ・・・
 ぬ・・脱ぎますからぁぁっ・・!」

声を荒げれば
人に聞こえてしまう、
けれども圭子のカウントダウンは
停めなければならない。

美玖は咽喉の奥から
押し殺した悲鳴をこぼすと
窓からの視線を出来るだけ
避けるために東校舎の壁に近寄った。

美玖は二人に背を向けたまま
両乳房を抑えていた指先で
今度は乳房の先端を片方づつ弄り始めた。

「ひっ・・ひっ・・うぅっ・・
 ううぅ・・。」

『弄る指先・・・』

喘ぎとも・・
嘆きとも・・
そのどちらとも取れる声を漏らしながら
美玖は丹念に
左右の乳首にその作業を続けた。

「ひうぅっ・・ひうぅぅぅっ・・・。」

涙を溢し
嗚咽を漏らしながら
乳首を弄るその姿は
大きな尻を覆う
汗にまみれた小さな布切れを取り去る未練よりも
余程の執着を感じさせていた。

圭子と由美が
にやにやとその様子を見ながら
声を出さずに顔を見合わせ笑っていた。

背中を見せている
美玖が何をしているか、
見えずともそれが判っていたからである。

「・・・3っ!」

ほんの少しの間、
停めていたカウントダウンを圭子は
再び始めた。

「あ・・あっ・・も、
 もう少しだけっ・・あの・・・。」

「・・・2っ!」

今度は止まらない・・・、
無情に圭子の口から数字が数えられる。

「あああぁっ・・・。」

乳首への作業をしていた
両手を慌てて
大きく張った尻の両脇に置いた。

小さな布切れを肌に滑らすには
およそ必要も無い力を肩に漲らせている
185cmを超える長身は
地中海から現われたヴィーナスの彫像を思わせる様に
汗を輝かせていた。

『嘆きのヴィーナス』

「・・・1っ!」

「んっひぃぃっ・・・・。」

惨めなヴィーナスは
声にならぬ羞恥の嘆き声を漏らし
羞恥に打ち震える大きな尻を晒していくのだった。

-------------------------------

あとがき

圭子さんと由美さん、

もうこれ以上、
美玖ちゃんを
虐めないであげてください。


ふぃが

『懇願』&『最後の一枚』

『懇願』&『最後の一枚』

濡れたブラウスは
美玖の上半身に貼り付き
筋肉に締まった体型をそのまま覗かせていた。

「あはっ、ほんと、ノーブラだ・・・。」

「趣味なんですか、先輩?」

由美がおどけて後輩面するのを
美玖は顔を下に向けて耐えるしかなかった。

「でも、濡れたブラウス、
 着たままだと風邪を惹いちゃうわね・・・。
 脱げばっ?」

「え・・あ・・あの、
 これ脱いだら、もうパンティしか・・・。」

「え、私の命令に逆らうの?」

圭子が口元に歪んだ笑みを浮かべて
美玖をにらんだ。

”ああ・・もうっ”

「はっやっくっ!」

由美はまた例の口調で
美玖を急かした。

朝のホームルームにはまだ15分程もあった。

”ああ・・・”

このままの状態で何とか
それを臨むことはできないかを思った。
そうすれば二人も教室に戻るしかない。

これ以上の脱衣は
美玖の隠しておきたい秘密を
そのまま見せてしまうことになる、
美玖は俯いたまま、
じっとしていた。

「ふーん、
 聞けないんだ・・・?」

由美がうそぶいた。
圭子の方を見ながら、

「じゃ、もう一人増やそうか・・・?」

「そうね・・・!」

「えっ・・そんなっ」

美玖は俯いた顔を上げた。

「”そんなっ”て、
 言うこと聞かないんだったら
 仕方ないじゃない・・・。」

また知らない一人が、
美玖の痴態を知ることになり
生殺与奪の権を握る人間となってしまう。

誰か判らない人間の顔が
嘲笑うのが頭に浮かぶ。

「は・・はいっ、
 ぬ・・脱ぎますっ・・・
 脱げばいいんでしょうっ・・・!?」

美玖は自棄になって由美に言い放った。

「何、その言い草っ!?
 あんた本とわかってないみたいねっ!」

機嫌を損ねた由美の顔を見て
美玖は怯えた。

「い・・いえっ、
 申し訳ありません、由美様っ!
 あの、ブラウスを脱がさせてください・・・っ!」

下手に出る口調と共に
美玖はぬれたブラウスのボタンを外しにかかった。

「早くしなさいよっ!」

圭子が携帯で時間を見ながら呟いた。

「は・・はいっ。」

ボタンを一つずつ、
慌てて外しながら圭子に向かって
美玖は頭を下げた。

躊躇する状態は
今は赦されない美玖は巧みに乳房を隠しながら
ブラウスを脱ぎ去った。

「ぬ・・脱ぎました・・・。」

「見ればわかるわよっ!」

由美が馬鹿にしたように笑う。

たわわな美玖の乳房は
隠そうとする美玖の両手で多い尽くせるものでは無い、
それでも美玖は手の平を出来るだけ開いて
羞恥の乳房の先端を隠した。

「あ・・あの・・・、
 これで・・・これで赦してください。」

”もう耐えられない・・・
  もうこれ以上脱いだら・・・”

「あの・・ほんと、
  もう・・・もう・・・
   赦して・・もう・・
    もう、決して逆らわないから・・・。」

最後の一枚

美玖は涙を溢れさせながら
冷笑する二人に懇願した。

「あと、一枚残ってるわ・・・。」

「あはははっ・・
 そのきったないの・・・!」

「ひうぅぅっ・・・!」

美玖は絶望の息を吸った。

「お・・お願い・・・
 ね・・・お願いです・・・。
 ああ・・由美様・・・圭子様・・・。」

二人の顔を交互に見ながら
美玖は両手で支えた大きな乳房を揺らし、
何度も頭を下げた。

「はっやっくっ・・・!
 送っていいの、早くしてよっ・・・
 授業始まっちゃうじゃない・・・?」

由美はスマートフォンの時刻表示をみながら
呟いたのだった。

『懇願』

「お・・お願い・・・
 お願いですから・・・・。」

消え入るような美玖の哀願は
校舎からの雑踏にかき消されていった。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
あとがき

なんだかほんとに
可哀想になってきた・・・。

ふぃが

プロフィール

ふぃがろ

Author:ふぃがろ
ふぃがろです。
よろしくお願いします。

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