2011/06/19
昨夜はお庭でお待ちしていたのですが、
幸絵加虐生殺自在主様は
朝までお出で下さいませんでした。
(犬屋哀玩堂様:投稿文壇をご参照下さい)
悲しみにくれながらも
勤め先の哀玩ストアに出勤しました。
お昼休みに差し掛かったとき、
幸絵加虐生殺自在主様からの
携帯電話がなりました。
「ち・・知久土公園まで、こ・・来いっ。」
「え、あの・・、
いま・・これからですか・・・?」
「こ・・来れないってのかっ?!」
知久土公園は私たちの住む借家近くの
高台にある公園です。
哀玩ストアからは4Kmから5Km離れています。
お昼休みの時間は45分です。
往復に自転車で30分あれば何とかなりそうです。
「・・・いえっ!
・・う・・伺います。直ぐに・・・!」
”昨夜(ゆうべ)は
お食事のお支度しかご奉仕できなかったもん・・・。”
幸絵加虐生殺自在主様のご命令は
何を以てしても果たしたい私です。
「はぁっ・・はぁっ・・はぁっはぁっ・・、
よ・・よかった・・。
まだいらしてなかった・・・。」
幸絵加虐生殺自在主様を
お待たせして失敗したことのある私です。
「お、き・・来てたかぁっ!?」
そのお声に振り返ると
反対側の階段に幸絵加虐生殺自在主様が
お見えになりました。
「んんん~っ!」
「お・・おはようございます・・・。
幸絵加虐生殺自在主様・・・。
あ・・あの、
よくお休みになれましたか・・・?」
「ん・・あぁぁ・・・お、おう
さ・・・さっきまで寝てた。」
「あぁ・・良かったです・・・・。」
昨夜、
遅くまでゲームをされて
お疲れだったはずです。
朝日が昇りきり、朝食のご用意をする為に
台所に上がらせて戴いた時に
お部屋から寝息が響いていました。
お眠りの妨げにならぬように
出来る限り雑音を起こさないように
朝食支度を終え、出勤してきたのです。
幸絵加虐生殺自在主様の
健やかなあくびのお姿に
昨夜の寂しさが癒される私でした。
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追記
幸絵さんも
ほぼ徹夜で義春(幸絵加虐生殺自在主様)くんを
待ち続けているはずなのですが元気ですね。。。
睡眠は大切です。
ほんとに。
ふぃがろ