2014/03/16
「うふふ・・・はい、
そこまでで止めてて・・・美玖っ。」
「は・・はいぃっ・・・。」
美玖にとってはもう
今年入りたての新入生に呼び捨てにされる屈辱は
然して気に掛かるものではなくなっている。
今はとにかく、
朝の校庭でストリップをしているという
考えもつかない事態を収束させること、
美玖にとっては
それこそが最重要課題である。
「も・・もう、
これで勘弁してくだひゃいっ・・・!」
「きゃははは・・・
くだひゃいだって、あのキャプテンが・・・。
あはははは・・・。」
「じっとしてなさいって
いったでしょっ!!
馬鹿美玖っ!」
パアアンッ!
「いひぃっ・・・
すっ・・すみませんっ!」
むき出しの尻を叩かれ、
思いがけなく大きく響いたその弾かれた音が
廊下を行き交う校舎の人々に
気づかれるのではないかと
美玖は気が気ではない。
「ど・・どうか
許して・・・許してください・・・。」
小声で哀願する美玖を
無視するように残酷な新入部員たちは
その大きな尻の一点を見つめた。
「ほらっ・・・圭子、
やっぱり、これこれ・・・。」
「あはっ・・
ほんとっ・・・真っ赤になってるーっ!」
”え・・・なに・・・
何のこと・・・
あっ・・・”
美玖は二人の視線が
どこに集中しているのかがわかった。
「あはっ・・
すぼめたぁぁっ・・・!
あはははっ」
「何でこんな
真っ赤なのぉ?
美玖ぅっのお尻の穴っ!!」
”やっぱりっ・・・
うううぅっ・・・
酷いっ・・・”
美玖の尻の穴が赤くはれ上がっている理由、
それは聞いている
当の二人がわかっているはずだった。
なぜならば、
彼女たちに脅されてからの行為で
美玖の菊穴はそうならざるを得なかった。
「ほらっ・・・
言ってみなさいよっ、美玖っ!」
「そ・・・それは・・・。」
あまりの屈辱に美玖は口ごもる。
「ほらっ・・・
早く言いなさいよぉっ!!」
ぱあぁぁっっん!!!
「ひぃぃっ!」
朝の透き通った空気の中、
美玖の尻を叩かれた音が校舎に響いた。
「は・・・はいっ!
そ・・それは昨日・・
昨日・・・。」
「昨日ぉっ・・・?」
口ごもる美玖に見えるように
圭子が三度、尻を叩こうと手を振り上げたのが見えた。
「い・・ひぃっ・・・
た・・叩かないで・・・。
い・・言う・・言うから・・・・。」
美玖は悔しさに唇をかみしめて
その言葉を吐いた。
「お・・・お尻の穴で・・・
お尻の穴で・・・。」
「お尻の穴で??」
圭子が手を振り上げたまま美玖に凄む。
「ひっ・・・
おっ・・・オナニー・・・
お尻の穴で
オナニーしたからです・・・っ。」
「きゃははははははははは・・・っ」
”ひいぃっ・・・
や・・止めて・・止めてえぇっ・・・!”
校舎に鳴り響く
新入部員の笑い声に美玖は
自らの意識が遠のくを唇を噛みしめて
懸命にこらえるのだった。
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久しぶりの美玖ちゃんでした。
国民的バレーボールスターは
更に屈辱的な仕打ちを受けるのでした。
ふぃがろ