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幸絵014 『幸絵クリスマスの葛藤 本当にごめんなさい』

本当にごめんなさい・・・。


「本当に
  ごめんなさいっ!!

 どうしても、
 今日はっ・・・
 どうしても
   今日は駄目なんです・・・。」


そう、
今から売れ残りの
100個以上のクリスマスケーキの特売を

手伝っていたら
きっと定時の4時半には帰ることは出来ない。

”今日が今日でなければ・・・
 お手伝いさせて頂けるのに・・・。”

そう、
貴重なマゾ奉仕の時間が削られようとも
明日ならば・・・
昨日と同じく放置プレイとされるだけの
悲しい予測を幸絵は感じていた。

だから
今日だけは帰りたい・・・
それこそ幸絵手作りの
クリスマスケーキの効果が期待できる日だった。

マゾ奉仕で
昨日の生活費の挽回を図ると共に

その先にある
もしかしたら初めて
愛しい夫の子胤を頂ける
そんな特別な日になるかもしれない。

幸絵は昨日の庭での放置プレイから
ずっと今日の日への期待を
期待と緊張と共に迎えていた。

「今日はどうしても・・
 生活していく上で
 どうしても
 やらなければならないことが
 あるんです・・・(マゾ奉仕)。

それをしないと
 年末年始の
 (幸絵加虐生殺自在主様のご馳走の費用)
 工面が出来なくなるんです。

 だから
 ごめんなさい・・・。」


愛しい夫の食事の支度ができないなど
幸絵にとっては
それこそ死活問題だった。

幸絵は
情に流されないように
気の毒な室山店長の姿を
極力見ないようにして
頭を深く下げて
謝罪した。

そして
全ての事情を
語れない申し訳なさはもどかしさはあったが
今日果たさねばならない
幸絵自身が自ら課した
実行使命の覚悟を込めて店長に伝えたかった

幸絵はその意思を伝えるべく
愛する夫を意識して
自らのマゾ尻を高く掲げたのだった





 

コメント

素敵ですね

マゾ牝と愛。

ふぃがろさんの物語には
いつも哀愁と、従順な雌の思いと
被虐的な中に垣間見える愛が感じられます。


いつも見ています。

そして、ドキドキさせられます。

ありがとうございます。

ありがとう

ココアさん
ありがとうございます。
励ましのお言葉、とても嬉しく思います。

がんばります。

これからも
どうぞよろしくね。

ふぃがろ
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ふぃがろです。
よろしくお願いします。

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