2010/03/01 再会? やがて金もせびることが出来そうも無くイジメるのにも飽きた二人の男子学生が去っていきました。「よ・・ 義春兄ちゃん・・・。」ビクッ・・・パンツを引き上げズボンを穿き直そうとしていた義春は慌てて声のする方に向き直りました。「だ・・・ だ・・・誰だ・・・ お・・おまえっ・・・・!」恥ずかしい自分の姿を見られていたことに羞恥した義春は真っ赤な顔で目の前に立つ少女に怒鳴りました。「わ・・私だよ・・・ 義春兄ちゃん・・・・。」そのまま義春に逢わずに帰ることも出来た幸絵でした。けれども黙って見ていた自分に罪悪感を感じ敢えて声を掛けたのです。何よりも久しぶりに逢えた懐かしさとまだ涙も乾いていない義春の顔をみていると放ってはおけなかったのです。「も・・・もし・・・ もしかして・・・ ゆ・・幸ちゃ・・・ ゆき・・・幸絵かっ!?」「そうよ・・・私。」幸絵は慌てる義春に優しく微笑み返したのでした。
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