2009/03/19
肉体改造奴隷SlaveButterfly#9『慄き』
『慄き・・・』
TVモニターから
私の声が漏れ続けています。
>「あぁ・・・私・・・、
私・・・もっと・・・。」
”・・・何・・・
もっと何なの・・・?”
モニターの中の私に
私は問いかけました。
モニターの中の私は
まだ胸も下腹部にも刺青は無く
女性器の周りに蝶”Butterfly”の
刺青が彩られているだけでした。
>「もっと・・・
> もっと・・・
> エッチな・・・
> イヤらしい身体にされたい・・の・・・」
腰をくねらせながら
モニターの中の私は
カメラに向かって挑発しています。
>「ほら・・・
> お腹にも・・・
> オッパイももっと大きくして
> もっと誰から見ても
> エッチで・・・
> そう・・・変態女って
> 言われたい・・の・・・あぁ。」
ガタッ・・・!
「・貴女・・・
・何を・言ってるの・・?」
私は今の自分の身体は
無理やり改造されたものと思っていました。
けれど、
モニターの中の私は
微笑を浮かべて・・・
そう、今の私の身体を臨んでいます。
>「あうぅん・・・
> ほら・・・ビラビラのピアス・・・
> こんなに・・ほら・・・こんなに伸びたの・・・。」
女性器に施された
ピアスを拡げる私。
>「お・・おま○こも・・
> も・・・もっと拡げて・・・
> な・・・何でも入る変態おま○こにして・・・あぁ・・・!」
「ち・・・違う・・・!
わ・・・私こんなん・・・
こんなんじゃ・・・ああぁっ!」
私はモニターの中の自分に叫んでいました。
「ち・・違う・・・あぁぁ・・・。」
私は否定したい
自分を知る恐怖に慄きました。
「私・・・ど・・・どうしたら・・・」
淫女立ち尽くす私をよそに
モニターの中の私の姿をした他人は
責めるように自分を晒し続けるのでした。
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<あとがき>
まだ続きます。
続きは明日を予定しています。。。
ではでは。。。またね。。。
Butterflyさん
いつも有難うございます。
すみません、結局1話だけになってしまいました。
また更新しますからね。
ちょっと待っててください。
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