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アスリートマゾ香坂美玖#14 『身体能力』

『身体能力』

バレーボールのネットを
 大きく越える跳躍力を持った美玖の脚力は
  物置を扉を蹴破り
   母の婦人自転車のフレームをも軋ませ
    ペダルを踏み込み続けました。

ガチャコン!ガチャコン!ガチャコン!ガチャコン・・・・

「あ・・あと・・・2分。」

山の頂きにある
 学校の校舎が見えてきました。

谷を挟んだもう一方の頂に
 美玖の家はあり
  間に流れる川を渡れば
   学校側の坂道は当然
    登り坂になります。

美玖は学校までの
 最短距離を選びました。
  美玖たちが部活の練習でも
   使用している心臓破りの階段です。

やや迂回したところに
 緩やかな坂の大通りがあり
  殆どの生徒が
   自転車やバスでそこを利用します。

しかし距離とすれば
 この階段が一番近いのです。

ガシャン!

自転車を階段の登り口に
 降り捨てて
  300段以上もの階段を
    駆け上り始めました。

ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ・・・・・!

185cmもの身長の美玖は
 その恵まれた身体能力を以て
  3段飛ばしで地響きを
   立てながら駆け上っていきます。


「あ・・・美玖先輩・・・。」
   
利用する人が少ないとはいえ
 一部の運動部の1~2年生が
  筋トレのために登下校に
   この階段を利用しています。

「あっ・・おはようございます!
  美玖・・・先・・・ぱ・・い・・・。」

50段ほど上ったところで
 女子生徒がいました。
  運動部の生徒たちにとって
   美玖はカリスマとさえいえる存在です。

しかし・・・

女子高生 
kaidannnobori


「はぁっ!はぁっ!はぁっ!」

ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ・・・・・!

美玖は見向きもせずに
 階段を3段飛ばしを続けて
  駆け上っていきます。

”ああっ、
  ブラジャーしてくるんだったっ!”

高校3年生にしては
 豊か過ぎる上下左右に揺れるその乳房は
  階段を駆け上る彼女には負担でしかありません。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・!」

「美玖先輩・・・。」

普段は優雅とさえ思える微笑を浮かべ
 下級生に接する美玖が
  乳房を揺らし下着もあらわに
   鬼気迫る形相で階段を駆け上っていく姿は
    まさに異様なものです。

しかし美玖は
 そんなことに気を留める余裕などありません。
   自分の存在自体が無くなりかねる
    その爆弾のスイッチを学校で待つ
      バレー部の後輩が持っているのです。

階段を上りきれば学校は目の前です。

「はぁっ!はぁっ!はぁっ!はぁっ・・・。」

”あ・・・あと、もう少し・・・”

咽喉が涸れ、
 両脚の筋肉が痙攣しそうに
  張り詰めていました。

けれど美玖は
 自分の身体能力の限界かとも
  思われる力を発揮し続けるしかなかったのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<あとがき>

がんばれ美玖ちゃん!
もう少しだ!!

しかし未だに
 女子高生のパンチラに
  胸を躍らせてしまう・・・

こまったもんだ。。。

ふぃが
   


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