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牛女畜奴 栗原香澄#15 『夜の街』

『夜の街』

数本の電車を見送りました。
 既に貨物列車しか走らなくなっています。
  川沿いに自動車が通ることも
   無くなって来ていました。

香澄はコンクリートで出来た
 どぶ川の壁を這い登りました。
  そして側壁の最上段から
   恐る恐る顔だけを出して
    人の気配を探りしました。

酪農と漁業の第一次産業が
 主産業のこの街の夜は早く
  人通りも無く
   輝いているのは
    街路燈と僅かな居酒屋くらいのものです。

”・・・大丈夫、
  ・・・大丈夫よ、
    ・・・香澄・・・!”

自分で自分を励まし、
 意を決して河のガードレールを乗り越え
  車道に出ると
   香澄はただ
    ひたすらに駅を目指して走りました。

既にどぶ川に入る前に持っていた
 ペットボトルの綺麗な小川の水は空となっていました。
  それでもまだ香澄の乳房は
     香澄の体から水分を振り絞り
      女牛乳を造り続けようとしています。

水分不足による目眩が
 また香澄を襲います。
  けれども
   走るのを止めるわけにはいきません。

人通りが少ない深夜といえども
 駅に近い街の中心部です。
  いつ人が現れるかもしれません。

家畜女
yorunomati


”はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・
  も・・・もう少し
   ・・・もう少しで・・え・・駅”

頼るのは使えるかどうかも定かではない
 海で拾った色褪せたテレフォンカードだけです。
  香澄はそれを握り締めて
   仄かに歩道を照らす黄色い街灯の中、
    駅を目指して必死に走り抜けていきます。

タタタタ・・・
 ジャラッジャラジャラジャラ・・・・

時折り、
 香澄の秘部を貫いた鎖が
  足元でアスファルトを叩きます。

けれど、
 香澄はお構いなしで走り続けます。
  先を急(せ)く想いが鎖のことを
   忘れさせていたのでした。

ビン・・・

「ん・・んもぅっ・・・(い・・・痛いっ)」

鎖がアスファルトの亀裂に
 引っ掛かり香澄の秘部を引っ張りました。
  その痛みに香澄は
    思わず悲鳴を上げました。
  
香澄は痛む股間を摩り鎖を手繰り寄せました。
 涙が滲みましたが、
  それを憂いている時間はありません。
   香澄は鎖を
    手で持ち再び夜の街を走り続けたのでした。

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あとがき

どぶ川から夜の街に飛び出した香澄さん。。。
無事に駅に着くことができるのかな???

香澄さんの乳房の大きさは
その時の水分量、搾乳時間との関係で
変化しているようです。

大変な身体になって
しまっているようです。。。。

がんばれ、香澄ちゃん。。。

ふぃがろ

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