2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

思わぬ誤算

”愛しい蛆絵生殺苛虐自在主様の
 お望みのままに
  どんなことにも
   耐えられることのできる
    真性マゾにならないと・・・・”

真性マゾな蛆虫になりたいですっ・・・!

「蛆絵・・・蛆絵はっ・・・
 心から・・・心の底からっ・・・
  心の底から
   真性マゾな蛆虫になりたいですっ!」

まともに聞けば
うら若い女性が放つ言葉とは
到底信じがたい言葉だった

しかし幸絵にとっては
義春への純粋な想いを込めた
真剣な愛の言葉だった

”ああ・・・
 愛しい蛆絵生殺苛虐自在主様・・・”

不覚にもうっすら
浮かべてしまった涙の向こうで
義春の姿が霞んだ

「ぶっ・・・ぶふぅぅふうぅっ!!」

義春の様子がおかしい

”え・・・?
 ・・・愛しい蛆絵生殺苛虐自在主様・・・?”

え・・・?

幸絵は涙を零さぬように堪えながら
ぼやけた
義春の表情を必死に見た

「ぎゃははははぁぁぁっ!・・・
 しっ・・・真性マゾな・・・
 うっ・・蛆虫ぃ??
 ぎゃは・・・ぎゃはははは・・・・」

そんな蛆虫いるかよっ!ぎゃははははっ・・・!!

「そっ・・・そんな
 うっ・・・蛆虫いっ・・いるかよっ!?
  ぎゃははは・・・」

”あっ・・ああ・・・
あああ・・・そんな・・・・?”

幸絵にとって
思わぬ誤算が生じていた




響く波濤

共に暮らし始めて半年

それから処理を許されていない
腋毛が風にそよぎ
開いた股の間も抜けていく

敏感なそこが
普段の庭での全裸生活とは異なること
を感じているのは

遠く波濤を響かせる
日本海の海風が
何の隔たりもないままに
そこに直接当たるためだろう

響く波濤

その海風に晒される
白昼の路地で
裸になっている
自分はただでさえ異常な存在

ましてやその間に施された
変態的な肉体改造は

24歳にして女性として
取り返しのつかない
破滅的なものとなっている

ほんの刹那でも
人目に晒したくはない思いが
身体を硬直させる

惨めな思いをどうぞ味あわせて下さいませ

「い・・愛しいっ・・
 愛しい蛆絵生殺苛虐自在主様っ!
  最低う○こ虫に相応しい
   惨めな思いをどうぞ
    糞虫蛆絵に味合わせてくださいませっ・・・。」

唐突に叫んだのは
自らその緊張感を打ち破ろうとする
幸絵の自発的な意識

”私が・・・蛆絵がまだ
 本当にマゾじゃないから・・・
  だから緊張してしまうんですよね・・・
 愛しい蛆絵生殺苛虐自在主様・・・”

排泄の自由を取り戻せる鍵を
義春自らが無くしたことさえ
忘れ去ってしまっていることを知らぬまま
ひたすら
自分に言い聞かせる幸絵だった

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
義春くん自体が無くしたことさえ忘れてるのだから
その時幸絵さんは知る由もなかったのである

などという陳腐な言い回しは
このふぃがろが使うわけには・・・(笑)

ふぃがろ

変態エースの自虐尻叩き

”始業時間までの我慢”
チャイムが鳴るまでもう10分もないはずだ
それまでは
圭子と由美の仕打ちに耐えるしかない

中庭で素っ裸になり
尻の大きさと昨夜の尻穴への自虐に嘲笑を受け
その恥辱に
美玖は歯を食いしばっていた

投稿時間から間もない
慌ただしい朝のこと
裏庭を眺めている
教師も生徒もいないことを祈るしかない

「・お尻の穴で
 オナニーするような人には
  罰が必要よね?ね、圭子・・・。」

由美が薄笑いを浮かべて
圭子に返事を促した

「そうね・・・
 私だったら口が裂けても言えないわ・・・
 これがあの香坂美玖ですって・・・笑っちゃう・・・!
  私たちを騙してた罰が必要ね!」

圭子も
微妙に震える
美玖の後頭部に罰の必要を
吐き捨てるように応えた

「も・・・もう許してください・・・。」

悔しさとこの場を
誰かに発見される恐怖に
美玖は震えていた

「もう堪忍してください・・・ごめんなさい・・・。」

コートの中で凄まじい気を吐く
超高校生級のエース
香坂美玖の片鱗は微塵もなく
消え入るような声で許しを請う

「ダメよッ・・・
 まずは罰として自分で
  お尻をぶってお仕置きなさい!」

「ふふふっ・・・思いっきりね・・・
 いつものスパイク並みに・・・ね、圭子?」

「当たり前じゃない・・・
 いつも私たちに容赦なく叩きつける
  あの威力でね。」

情け容赦のない言葉に
全く取り付く縞もないことを美玖は悟る

「早くしなさいよっ!」

中庭での恥辱

パアアァァンッ!

由美の怒声と
繰り出した平手打ちが中庭に響き渡る

「ひっ・・・ああっ・・・もう叩かないで・・・・!」

校舎内にも
自分たちの声が届かないか
美玖は気が気ではない

「じゃあっ、早くなさいよっ!」

由美に声のトーンを
下げる気配は全くなく、むしろトーンは
上げて美玖に追い打ちをかける

「わ・・わかりましたっ、
 叩きます・・・叩かさせてくださいっ!」

「何を・・・叩くの?」

白々しく圭子が
嘆くように訴える美玖を
いたぶる様に更に追い打ちをかける

「・・み・・美玖の・・・
 美玖のお・・美玖の大きなお尻を叩かせてくださいっ・・・
  お願いします!」

声を押し殺しながらも
美玖は彼女らに聞こえるように伝えた

「聞こえないわ・・・」

圭子が青い空を見上げて
うそぶく

”・・・そんな・・・ 
 いい加減にしてよっ・・・もう!”

心で叫びつつも
もちろんそれを言葉にすることはできない

”ああっ・・もうっ!”

声が校舎内に届いてしまうかもしれない、
その恐れを抱きつつも
美玖は叫んだ

「み・・美玖・・・香坂美玖の
 おっ大きなお尻を思い切り叩かせてくださいっ!」

泣きたくなるのを必死に堪えて
尻を突き出す

「しょうがないわね、
 日本の変態エースのお願いを聞いてあげましょうか、由美?」

「そうね、
 ちゃんと謝罪しながら叩いてね!」

「ほらっ、もっとお尻を突き出してっ!」

圭子が長身の
美玖の背中を乱暴に押した。

”な・・・なんで私・・・
 こんなことを・・・”

学校で裸になって尻を叩く
余りにも非日常的なことに
自らの行為が信じられなかった

「ほらぁ・・早くっ!
 いいの、もう転送しちゃうよっ!」

いらついた圭子が
スマホ携帯を取り出した。

「ひっ・・・お許しください。」

彼女の携帯に収められた画像や動画を
世間に知られたなら
美玖は高校生にして
これからの人生を失うことになる

「い・・今から、美玖の巨尻を叩きますっ!
 圭子様、由美様、どうぞご覧下さいませっ!」

今から美玖の巨尻を叩きますっ!

両手を広げ尻を突き出した。

パアアアアンンンンッ!

世界の強豪にも知られた超高校生級のスパイク
それを繰り出す平手打ちが
美玖自らの手で晒された尻に叩きつけられた

「あはははは・・・・
 凄い音・・・おしりが大きいから・・・
 『ほらっ・・もっと連続でっ!』」

「「もっと、腕の振りを早くっ!!』
 あはははっ」

圭子と由美が部活中の
美玖の声音を真似していることが分かった。

いつもならば、
そんなことをしたならば
ひと睨みで彼女たちは震え上がる。

「は・・・はいっ!
 わかりましたぁぁっ!」

パアアアアンッ・・!
スパアアアンッ・・!
パアアアンッ・・・!

「『もっとスナップ効かせてぇっ!』」

「『何度、言ったらわかるのっ!』
 あはははウケる・・・あはっあははははは・・・」

圭子と由美は面白くて仕方がないとばかりに
笑い転げながら美玖の声音を真似し続ける。

今日恐怖に震え上がっているのは
美玖の方である

「はいっ、すみませんっ!」

スナップ効かせて、叩くっ!!

”ああ・・早く・・・
 チャイム・・・なんでなってくれないの・・・”

カシャ・・・
カシャ・・・

「えっ・・・!」

スマホのシャッター音に
思わず美玖は振り向いた

圭子が美玖の痴態を
再び撮影し始めたのだ。

巨尻撮影

「と・・撮らないで・・・
 撮らないでくださいっ!」

もうこれ以上、恥辱的な画像をこの世に残されたくない・・・・
美玖は悲痛な声を上げた

「やだっ!命令する気ぃ?」

圭子の瞳が妖しく光る

「い・・いえっ!」

美玖はその圭子の瞳と
スマホに慄きながら詫びを入れた

「申し訳ありません、
 ど・・どうぞご自由にお撮り下さいませ、圭子様!」

目の前の校舎の壁を仰ぎ見ながら
美玖は憎しみを込めて尻を叩き続けた

”も・・・もともとは私が・・・
 私がいけないのよっ、美玖!”

自分の性癖が
今日の不幸を呼んでいる

パッシィィィン!
パアァァァナンッ!
   ・
   ・
   ・

何度、叩いかもわからない・・・
唯、美玖の尻はみるみる真っ赤に
腫れ上がっていった

始業時刻までの
時間がこんなにも長く感じられたことは
美玖は感じたことはなかった

”も・・もうだめ・・・”

恥辱と自責の念で美玖の精神は
崩壊しつつあった
美玖が泣き崩れそうになった瞬間

ピンポロンパランパラポロ~ン♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

始業時間の予鈴が鳴った

「もう、こんな時間か・・・」
圭子がスマホの時刻表示をみて呟いた

「つまんないの・・・
 せっかく面白くなってきたのにっ・・・!」

パアアアアンッ!

「ひぃっ!」

由美が美玖の腫れ上がった尻に
不意打ちの平手をお見舞いする

既に叩いていなくとも
痺れるような痛みが響いている

その状態に不意打ちを喰らい
美玖は仰け反った

「おい・・・」

圭子が美玖の肩を掴み
顔を寄せてきた
 
「美玖ちゃん・・・
 今日の部活、サボらないでね・・・。」

「当然よね・・・
 大会も近いもの・・・・!
  サボるはずないわよねっ!」

由美が再び
叩いたばかりの平手を美玖に見せつける

”ああ・・・
行きたくない
 行きたくないよ・・・!”

部活動でまた仕打ちを受けたなら
今度こそ自分は・・・

「来るわよねぇっ!
  変態性癖と身体の秘密を
    ばらされたくなかったら・・・」

圭子がスマホを見せて凄む

性癖で脅される美玖

「はいっ・・・もっ・・
 もちろん、休みませんっ・・・」

「本当ね!?」

「はいっ!喜んで伺いますっ!」

彼女の人生は
圭子の手の中に文字通り握られていた

美玖の返事を聞き果たすと
圭子と由美は授業が始まっちゃうとばかりに
慌てて教室に戻っていった

美玖も慌てて
制服を着て教室に戻ったのだが、
始業に遅れてしまったのは言うまでもない

特待生の美玖が
教師に叱られることはないが
気まずい面持ちで席に着いた

授業も上の空
いつしか恐れていた放課後が訪れた

”ああ・・・どうしよう・・・
 行きたくない・・・行きたくないよ・・・
 でも・・・でも・・・
 あのことをばらされたら・・・”

重い足取り

美玖は重い足取りで
校舎裏の体育館に向かうのだった

彼女の胸に去来する
淡い期待は

圭子と由美の他にも後輩達がおり
他の部活の生徒たちもいる
まさか彼らのいる前で
今朝のような恥辱は与えまい
恐らくは部活が終わったあとに・・・

そう予測したのだが、
美玖の予測は
物の見事に外れたのだった

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
それはまた今度。
  
ふぃがろ






幸絵の改名

怒鳴る義春

「へっ・・ヘラヘラ 笑ってんじゃねぇっ・・・
  おま・・お前っ、名前・・・
  幸・・幸絵じゃね・・ねえだろっ・・!!」

潮の香を伴う初冬の風に
痛々しい責め痕を残す肌を晒し
精一杯の笑顔を浮かべた幸絵に
義春は怒声を浴びせた。

「は・・はいっ!そ・・そうでした、
 申し訳ございませんっ・・!
  愛しい・・蛆絵生殺自在主様っ!」

パシリッ・・・と
両の手のひらで自らの白く張りのある太腿を叩き
直立姿勢をとった

柔らかな双臀が
鍵付きのアナルプラグを鋏みこみ
その違和感が
幸絵に生物が基本的に持ち得る排泄の権利を
奪われていることを思い知らせる

更にはその腸腔に秘められた
巨大なプラグ本体が
10日もの間
蓄積された排泄物を
内蔵ごと喉元まで押上げる

「うぐっ・・う・・蛆絵は
 蛆虫様のご一族に加えて頂いた
  最低う○こ虫でございますっ!」

思い出した幸絵さん

嘔吐感を覚えながらも
幸絵は義春の機嫌を取り戻そうと胸を張り
自らを蔑む言葉を重ねた

「う・・蛆絵はっ・・・、」

アナルの違和感

「は・・蝿様にもなれず
 美味しい糞尿を貪り続けるだけの 
  最低便所虫でございますっ・・!ひぅっ!」

幸絵の鼻柱が激痛に襲われた
気を付けの姿勢をいきなりとったために
膨張した下腹部が
錘を押したのだ

鎖を含めれば4kgにも達する錘が
鼻柱の内粘膜を削った

膨張するマゾ下腹

「み・・醜い
 うん○虫をど・・どうぞ・・・うぅっ・・。」

痛みと共に
鼻腔を通して混ざる血の味を
唾液に感じながらも
幸絵は蔑みの言葉を続けた

「ど・・どうぞ、
 踏み潰すのでさえも穢らわしい
 糞虫蛆絵を・・虐めてくださいませ・・・。」

糞虫蛆絵

白昼全裸で
自らを蛆虫呼ばわりする女がここにいた

幸絵にとって何より大切なのは
義春の心を慰めること
それができるのならば
幸絵は自らをどこまでも落とし込む

「ふんっ・・
 お・・思い出したかっ!」

やっと、思い出したかっ!

義春の声が
和らいだのを感じた

自虐の言葉の成果を
義春の表情に幸絵は覚えた

”もっと・・・喜んでいただかなくちゃ・・・”

「は・・・はいっ!
 思い出しましたっ!!
  私は汚物に巣食う
   糞虫蛆絵でございますぅぅっ。」

糞虫蛆絵

幸絵は必死に
自分を蔑む言葉を連ねていく

「わっ・・・笑うなって言ってるだろっ! 
 便所虫っ!!」

「も・・申し訳ございませんっ!」

幸絵は義春の機嫌を
取り戻しつつあることに思わず
微笑を浮かべてしまっていたのだった

「じ・・自分の
 な・・名前も覚えられん、便所虫っ!」

「は・・はいっ!」

義春の表情が怪しく歪んだ。

害虫を肌に刻む

「わ・・忘れないように・・・
 また彫ってやる・・・便所虫がいいか・・・?
 う・・う○こ虫・・う・・蛆虫がいいか・・・?
 ぐふっ・・ぐふふ・・・!」

幸絵の肌に
新たに害虫の名前の刺青を施すことを
義春は嬉しそうに語った

悲惨な刺青案

「そっ・・それとも、
 大好物の・・う○この絵を刻もうか?
 ぐひっ・・
 う・・うれしいだろっ!
 まっ・・マゾになるんだろっ・・・!?」

幸絵の表情を伺いながら
悲惨な刺青のアイデアをほのめかす

この半年の間に
幸絵は様々な淫猥な文字を
肌に刻まれてきた

最初は何かの
冗談であるのかと思ったが
義春は自らの手で幸絵の肌に刺青を施してきた

器具の消毒も
いい加減なままであるため
施術後は腫れ上がり
痛みのある痒みを何日も苛まされる

”ま・・また・・
 刺青をほ・・彫るんですか・・・?”

新たに刻まれる文字や
図柄が彼女を戸惑わせる

”あ・・ああ・・
  で・・でも・・
   でも・・わ・・私・・・私は・・・”

でも・・私・・私は・・・

「うっ・・嬉しいかって・・聴いてるんだよっ!!」

返事がないことに
声を荒らげる義春に幸絵は
意を決して答えた

”マゾになるんですものっ・・・”

蛆絵はマゾでございます!

「蛆絵はマゾでございますっ・・
 し・・真性マゾでございますっ・・・
 身体も・・心も・・・全て・・・全て・・
 愛しい・・愛しい・・・愛しい蛆絵生殺苛虐自在主様の
 御思いのままにご使用頂くことが・・・
 とても・・・とっても嬉しいんですぅっ!」

幸絵は再び
叱られるのを覚悟しながら
精一杯の笑顔を浮かべ義春に答えた

それは
切ない時・・・苦しい時に
自らを励ますために
自然と浮かべてしまう
幸絵の悲しい防衛本能であった

義春は幸絵の
その笑顔を見ても怒りを見せなかった
ふと沈んだ面持ちを浮かべ、
それを誤魔化すように幸絵に叫んだ。
 
「つっ・・つま先立ちになって股を開けっ!
  ばっ・・・罰をくれてやるっ!
   い・・刺青は今晩だっ!」 

「は・・・はいっ!」

幸絵は一瞬垣間見せた
義春の沈んだ表情が気になった

しかし今は命令実行が先決
腕を頭の後ろに組んだまま
股を開き爪先立った

「蛆絵をもっと・・もっと・・
  マゾに相応しい身体にしてくださいませっ・・・!」

マゾに相応しい体にして下さいませ

鼻に錘をぶら下げて
つま先立ちに股を開くために
バランスが取り辛い

首筋の張りと
太腿の震えに堪えながら
幸絵は思った

”私が・・・
  糞虫蛆絵が
   まだマゾとして未熟すぎるから・・・
    きっといけないんです・・・
 きっとマゾらしくなれたら
  義兄ちゃん・・・いえ、
   愛しい蛆絵苛虐生殺自在主様も・・・”

幸絵は義春の浮かない表情が
自分のマゾとしての
成長のおぼつかなさにあることを思った。  
 
もっとマゾらしくならないといけないんです。

”だから、
 恥ずかしがっていたりしたらいけないの・・・”

苦しがったりしてはいけないの

”だから・・・
 苦しがったりしてはいけないの・・・
 被虐の悦びを
 覚えなければいけないんです・・・”

「ふふんっ・・・!
  かっ・・・覚悟しろっ!」
 
どんな責めを受けようとも
組んだ両の手を離さまいとぐっと握り締める幸絵だった。

「はいっ・・!
 名前も覚えられない
  マゾ糞虫蛆絵にどうぞきつい
   お仕置きを下さいませっ!」 

お仕置き懇願

”愛しい蛆絵生殺苛虐自在主様・・・
 蛆絵は・・蛆絵は絶対・・・
 絶対に立派なマゾになってみせます・・・”

立派なマゾになります

羞恥に歯を食いしばり
健気な覚悟を決める幸絵だった

しかし彼女を待ち受けるのは
羞恥と苦痛だけではない
思いもつかない不幸だった

鍵落下・・・ま、いいか


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
名前の件は
私がうっかり設定を忘れていただけです
ごめんね、幸絵さん

ふぃがろ


精一杯な笑顔

ここで
閑話休題

義春くんと
暮らし始めて半年が過ぎた
11月のあの日のこと

勤め先の
ストアの帰り道

忘れ去られた
排泄管理に嘆きながらも

全裸になる
幸絵さんです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「お、お待たせ・・・
  お待たせしました・・・、
   幸絵苛虐生殺自在主様ぁ・・・。」

生傷の痕が
痛々しく残っている白い肌を
初冬の陽に晒す

幸絵の愛しい夫に呼ぶ声は
羞恥心に震えていた

幸絵豚 11月の露出

今年は
暖かい冬になるだろうと
ついさっき
勤め先に流れる
ラジオを聞いたばかりであった

けれど
知久土町は
東北北部に港町である

渡る海風は
既に冷たかった

「ああんっ?? 
  はっ・・・鼻ピアスはど、どうしたぁぁっ?!」

その海風よりも
冷たい口調で愛しい夫は
幸絵に凄んで聞く

「え・・・・は・・
 はいっ・・・
  鼻ピアス・・・っ、

 そ・・そうでした・・・
  も・・・申し訳ありませんっ・・・・!」

鼻ピアスの言葉に
一瞬のためらいを見せたが

すぐに幸絵は
慌てて自転車に駆け寄りながら

「も・・・
 もちろん・・・
 幸絵豚はマゾ家畜で
   ございますから・・・。」

卑屈な笑顔を
愛しい夫に向けてそう告げた

向き直りそれとは
対照的な神妙な顔つきを以て
前かごの
買い物袋を探る

そしてジャラジャラと
重い金属音を発てて
取り出された
それは

およそピアスとは
程遠い1m弱もある鎖であった

ピアスが
ないわけではない

しかし
それは鎖の両端の
片方に括りつけられていた

幸絵を
躊躇わせたのは

その
小振りな鼻を括るには
大きすぎる
ピアスでもなく
金属の鎖でもなかった

鼻ピアスと2kg鉄球

”ま・・・また・・・
 は・・鼻血まみれに
  なっちゃうかもしれない・・・。”

幸絵は思わず
息を飲む

ずしりと
手のひらを占める
鉄球の重さは2kg以上もある

一旦ピアスで
それを施したならば手で触れることを
禁じられている

つまりは
愛しい夫の許しがない限り

細い鼻柱の
一点で重い鉄球と金属の鎖を
支え続けなければならない

吊り下げただけでも
鼻腔に
激痛が走ることを
幸絵は
先週覚えたばかりである

一歩
踏み出す度に
鉄球が揺れる

鎖を介し
その振動が繊細な
神経の通う
粘膜を擦り上げる

鼻血で真っ赤に
染まる哀れな自分の乳房を
思い起こした

幸絵の手の動きが
鈍るのは致し方のないこと

しかし・・・

「おらぁっっ!
 はっ・・早くしろよっ・・・糞豚っ!」

隙かさず
容赦のない声が
怯える幸絵の背中に浴びせかけられた

「は・・・はいっ・・・
  申し訳ありませんっ・・・
   た・・ただいま・・取り付けますっ・・・!」

振り返りざまに謝ると
躊躇なくピアスのナットを取り外し
先端を鼻の穴に当てた

ブチンッ・・・

”痛っ・・・”

癒えたばかりの傷口が
再び開く感触を慌てた指が得た

しかしここで
手を止めるわけにはいかない

愛しい夫の
期待に応えなければならない

”こ、これ以上・・・
 拡げないように気をつけなきゃ・・・。”

両手で
鉄球を支えながら
ピアスの芯を通し抜いた

ナットを再び取り付け
回し留めた

「ふぅぅぅぅっ・・・・。」

目を瞑りながら
息を吐き
幸絵は覚悟を決めた

再び刮目すると
鉄球を持った両手を

ゆっくりそのまま
鎖が伸びきる位置まで下げた

鉄球の
重さを僅かに感じた

そこから
そっと鉄球から両手を離していく

マゾになるんだもの・・・

”くうぅぅぅっ・・・・・・
  いひぃ・・
   い・・いたいよ・・・”

焼けるような
痛みが鼻腔を駆け抜け
頭の中心にずんと響いた

「はうぁぁぁ・・・っ!」

両耳も
熱い空気が
漏れ出すように痛んだ

”で・・でも・・・
  でも・・・・マ・・・マゾだもの・・・
    マゾになるんだもの・・・”

そう
自分に言い聞かせ
じっと痛みに
慣れるのを待つ幸絵

”こ・・この痛みが
  気持ちよくならなきゃ・・・
   いけないの・・・っ

 だから・・だから
  もう・・・さ・・触っちゃ
    いけないのよっ・・・”

決して触ってはいけないのよ・・・

どうしたらこの痛みを
心地よく感じることができるのか

それは例え
鼻柱が千切れて
鼻の穴がひとつに繋がろうとも
マゾになるには
それを理解しなければならない

「お・・
 お待たせして申し訳ありません・・・
 変態マゾ・・幸絵豚
  鼻輪を装着できました・・・っ!」

変態マゾ幸絵豚・・・準備できましたぁっ

真剣に考える
幸絵は精一杯の笑顔を愛しい夫に向けていた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まいさん
ありがとうございました。

いつか幸絵さんが
幸絵さんの思うマゾになれますように
また応援してあげてください。

ふぃがろ










プロフィール

ふぃがろ

Author:ふぃがろ
ふぃがろです。
よろしくお願いします。

最新トラックバック

カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR