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若妻奴隷坂井幸絵#15 『美味なタイミング』

『美味なタイミング』

慌てて追いかけた幸絵は
 コンロに火を掛けました。。

「はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・・!」

焼き立てを食べて頂く為に
 ミディアムレアの一歩手前で火を落としていたのです。
  温野菜も一緒に載せて改めて暖める心遣いです。

「早くしろっ!飢え死にさせる気かっ!?」

「も・・・申し訳ありません。
  もう少しお待ちを・・・!」

ジュジュジュ・・・

すぐに美味しそうに焼けるステーキが奏でる音が聞こえてきました。
  すかさず幸絵は肉をひっくり返します。

”あと、もう少しだけ
  焦げ目をつけないと・・・”

幸絵加虐生殺自在主様のお好みのミディアムレアになりません。
一番美味しく食して頂くための心遣いと
幸絵加虐生殺自在主様を待たしている申し訳なさに
幸絵の心はジレンマに悶えます。

ジュッ・・・ジュジュジュ・・・・

肉汁の迸る
 芳しい香りが漂ってきます。

「ごきゅっ・・・、
  早くしろよぉっ・・・!」

幸絵加虐生殺自在主様は
 その芳しい香りにテーブルを叩いて急かします。

「は・・・はいっ!
  で・・出来ました。
    あ・・あつっ・・・くうぅぅっ!」

ジュジュジュジュジュ・・・・

慌てる余り幸絵は
 素手でステーキプレートを
  持ちあげてしまいました。

bimi


「あひっ・・熱いっ・・・・!」

けれども幸絵は気丈にも
 一度持ち上げたステーキプレートを
   コンロに戻すことなくテーブルに運び続けました。
    コンロに戻して持ち直す時間が惜しかったのです。
  
ジュジュジュジュ・・・・・

ステーキ肉と一緒に幸絵の手のひらが
  熱せられたプレートに焼かれ続けました。

「おおぉっ美味そう・・・・・・」

幸絵の手のことなど気にすることも無く
 幸絵加虐生殺自在主様は
  美味しそうな音と香りを醸し出す
   分厚いステーキに見とれています。

”ああぁ・・・お喜びになってる・・・。”

幸絵加虐生殺自在主様の嬉しそうな顔に
 手のひらの熱さを忘れる幸絵です。

ゴトッ・・・・

”あ・・・”

熱せられたプレートを
 専用の木枠の上まで持ってこれたのはいいのですが、
  手のひらの皮膚がプレートに焼きついてしまっていました。

ビッ・・ペリッペリペリペリ・・・

”くぅぅっ・・・・!”

躊躇無く幸絵は
 プレートに貼り付いた
   手のひらの表皮を剥がしたのでした。

「は・・はぁ・・はぁ・・
  ど・・どうぞ、お召し上がり下さいませ。。。」

手の平を自分のお尻の後ろに隠し
 絶妙な美味なタイミングでステーキをお出しすることに
  悦びを感じていた幸絵でした。

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<あとがき>

☆AKMさん
 いつもありがとうございます。
 シチュエーション了解しました。
 なんとかその方向でまとめて行ってみますね。。。。
 うまく描ければいいのですが。。。
 がんばってみます!!!


今日のお話。
人気が薄いですが、
いじらしい幸絵さん、
私は好きです。。。

では。。。またね。。。
ふぃがろ

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よろしくお願いします。

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