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奴(ぬ)の話#9 十八の夏・・・想い出

『十八の夏』

Figaro様、覚えていて下さったんですね。
お付き合いを始めてから一番最初の夏、
初めての海へのデートが今日だった事・・・。

私が十八の夏、
お仕事がお忙しくて中々行くことができなかった海。

「一緒に海に遊びに行こう・・・。」

とのお言葉でやっとお盆休みに行くことが出来る
ことになったあの日。

けれども
Figaro様のお仕事がご都合で、
結局お迎えにきていただいたのは午後2時半過ぎ。。。

「今度にしようか?」

とのお言葉に私は

「今日、行きたいです・・・!」

必死にお願いしましたよね。
結局、海に着いたのは午後四時過ぎになってしまいました。

「き・・着替えてきます・・・。」

海の家の着替え室を借りて
私は通信販売で買ったビキニに着替えました。
ビーチタオルで身体を包んで
先に着替えられたFigaro様が待っていらっしゃる
遊歩道まで隠して行きましたよね。

「はい・・・!」

マイクロビキニ
18nonatu02


ビーチタオルを外して立つ私の姿を見て
驚いてらしたFigaro様の表情、
今も覚えています。

「さぁ・・行きましょう・・!」

遊歩道でFigaro様に私はビーチタオルを押し付けました。
アパートで一度着て、
恥かしい場所を僅かに隠すだけの布、
お尻は裸と変わらない状態・・・。
そのお尻を見せたくて前を歩いていく私。。。

お尻
OSHIRI


Figaro様・・・
私、あの時ほんとに恥かしかったんですよ。。。
けれど、きっと喜んでくださる、
少しでも早くお見せしたい。。。
だからあの日・・・わがまま言ってすみませんでした。

今日、突然抱いて車に乗せて頂いて
どちらに連れて行ってくださるんだろう・・・?
もしかしたら・・・?
車に揺られている間も
マスクを開放せずにそんな期待を描いていました。
既に骨振動以外では聴力が無い私に

”コツコツ”

マスクを叩かれたFigaro様。
マスクを開くようにとの合図です。
それを待っていた私は

「んんんんん。。。」

マスクを開放する様に唸りました。

カチャリ・・・ジー・・・カシュ・・・。
全頭マスク奴隷
MASUKU


真っ暗な闇の中にいた瞳を慣らすために
ゆっくりと瞼を開きました。
そこは初めてのデートの人通りの多い遊歩道ではありませんでしたが、
目の前に夕陽に染まる海岸が見える場所でした。
あれから8年ですね。
同じ景色に瞼が潤みました。

Figaro様は一目に見えぬように通り側に腰掛けて
下さりました。
夕陽が海に沈み、星空が輝き始めました。
やがてマスクが閉まる時間になりました。
Figaro様はそっと私の左右の瞼に
キスをして下さいました。

ジー・・・カシャ・・・カチャリ。

明日、8月17日はFigaro様のお誕生日、
私のマスクの開放時間は2時間8分15秒、
きっと、ご奉仕します。
優しい暗闇の中で私は心に誓いました。

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