2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

奴(ぬ)の話 出逢い

奴(ぬ)の話

こんにちわ。。。。奴(ぬ)です。
皆様からご支援を頂きましたので私のお話をします。

まずは私とSMの世界との出会いの話です。
幼い頃から読書好きな私は、
小、中学校への通学路にある図書館に、
学校帰りに寄るのが日課でした。

物静かな雰囲気・・・
少しかび臭さが混じった本の香り・・・
とても好きでした。

私が中学二年生の時、
いつも通り図書館によって、
沢山の書物が埋まった本棚を眺めていました。

その中に褐色の古い布表紙の本を見つけました。
「ジュスティーヌ・・・サド」と掠れた文字がありました。
傷んだ本のその古さに興味を覚え手に取りました。
木漏れ日の差すお気に入りの席に座り、
その古本の表紙を開きました。

さわりの部分だけを読むつもりだったのですが、
読み進んでいく内に薄幸な女主人公のお話に誘い込まれていました。
美徳を信ずるジュスティーヌが様々な不幸に見舞われる
衝撃的なそのお話は私のそれまでの常識を覆すものでした。

気が付くと既に閉館時間になっていました。
まだ半分ほどまでしか読んでいなかった私は
一気に読み耽りたい衝動に駆られました。
けれどもあまりにも大人の本であって、
中学2年生の女の子が借りられる本ではありません。

顔見知りの司書係の方が本の内容を知ってらっしゃるとしたら、
どのように思われるか判りません。
私は元あった場所にその本を戻しました。
家に帰ってもその本のことから頭が離れませんでした。
そして恥ずかしい部分を熱く湿らせました。

次の休日、家族が一緒に出かける約束をしていた日。
私は体調不良を理由に留守番をすることにました。
そして家族が留守の間に私は父のPCで
サド、ジュスティーヌについて検索をしました。

その中でサドがサディズム、
SMのSの語源になっていることを知りました。

学校でも賑やかなクラスメートの会話の中に
SとかMとかの話が漏れ聞こえて来てはいましたが、
それはお笑い番組かなにかのグループか何か程度にしか
私は感じていませんでした。

次にSMを検索しました。
中学2年生の私には過激すぎる内容の文章や画像が展開されました。
私は夢中でそれらの内容を閲覧し時を経つのを忘れました。
いつの間にか家族が帰宅する時間になり、
閲覧、検索履歴を必死で消しました。

その後、私は父母に勉強したいとの理由で
PCをおねだりました。
多少わがままな妹なら兎も角、
普段、大人しくおねだりなどしたことの無い私が
持ち出したこの話に両親は笑顔で応じてくれました。

1ヵ月後の2月23日、私の誕生日に私専用の
ノートパソコンを買い与えてくれました。
当然、その夜から私はネットのSMの世界に溺れ込んでいきました。

Figaro様、あの時、あの本を手に取らなかったら
私はFigaro様ともお逢いしなかったでしょう。
そして全く違う人生を歩んでいたことでしょう。。。。

では、また。。。

無垢
deai


コメント

非公開コメント

プロフィール

ふぃがろ

Author:ふぃがろ
ふぃがろです。
よろしくお願いします。

最新トラックバック

カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR