2010/01/05 齋藤麻紀 初詣の帰り路 新年の歓び”あ・・ また降ってきちゃった・・・。”今年の冬は雪が多いですね。お日様は出ているのですが、また雪がちらつき始めました。本降りになる前にこのままお家に帰ったほうがよさそうです。”振袖姿・・・ お母さんに見せたいなぁ・・”けれどよその方から頂いたことできっと怒られてしまいます。”お家に帰って お母さんが仕事に帰るまでに脱いでしまっておこう・・・”ほんとはお母さんに見てもらいたかったのですが、それを私は諦めました。”うん、いつか、 見て貰って喜んでもらえるように がんばろうっね、麻紀”きっと、いつかまた仲良くなれる日が来るはずです。私は自分で自分を応援しました。私は初詣で祈ったそのお願いをまた心で繰り返しお祈りしました。「あっ・・・齋藤っ?」「え・・・。」悩んで歩いている内にクラスメートのお一人が私の目の前に立ってらっしゃいました。「あ・・はい、 そ・・そうです。 あけましておめでとうございます。 こ・・今年もお願いします。」「ふぅん、あんた、振袖着るんだ。」「は・・はい・・・。」「最近、あんたの裸の姿しか見たことなかったから、 ふうん・・・まぁまぁ似合うじゃん。」「あ・・ありがとうございます。」「これからクラスの友達と 新年パーティ会で逢うんだけど、 あんたも来る?」「え・・はいっ・・・・ 私行ってもいいんですか?」新年早々、ステキなサプライズが待っていました。きっと、振り袖でいるからです。きっと、そうです。ありがとうございました、ふぃがろさま。
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